「毎日の食事や睡眠の時間がバラバラ」「朝起きても疲れが残る」と感じることはありませんか?それは、生活のリズムが乱れていることによって、体内時計が狂っている可能性があります。
乱れた体内時計は、心身にさまざまな悪影響を及ぼすことがあるため、注意が必要です。今回はそんな体内時計を整える方法をご紹介します。
1.24時間のリズムを刻む体内時計
私たちの生活は、約24時間のリズムで進行しています。朝は目覚めて、昼は活動し、夜になると眠る。これが私たちのリズムです。このリズムは、地球上の生物が進化の過程で獲得したものであり、私たち自身も生まれつきこのリズムを持っていると言われています。
この約24時間のリズムを、「体内時計=サーカディアンリズム」と呼びます。ただし、体内時計は日々少しずつズレていくこともあり、そのズレをリセットすることが重要です。体内時計を正常なリズムに戻すためには、朝の太陽の光を浴びることが有効です。
・窓のない部屋に長時間こもる
・夜遅くまで働く
・スマートフォンやパソコンの画面を長時間見る
・ストレスや心配事による不眠症
これらの生活習慣は、朝の太陽の光を浴びる機会を減少させ、体内時計の乱れを招く原因となります。
2.質の良い睡眠を取ることがポイント
乱れた体内時計を正すためには、毎日の質の良い睡眠を確保することが大切です。朝型の生活に切り替え、朝の太陽の光を浴びることが鍵です。以下のポイントに注意してみましょう。
・同じ時間に起床・就寝する
毎日同じ時間に起きて寝る習慣を身につけましょう。休日でも時間を変えずに起床することで、体内時計を整えることができます。特定のタスクを朝のルーティンに組み込むと、早起きが楽しみになるかもしれません。
・寝る前の習慣に気を付ける
良質な睡眠を得るためには、寝る直前の習慣にも注意を払いましょう。強い光や刺激を避けるために、寝る30分前からほの暗い場所で過ごすよう心がけましょう。また、就寝前のアルコールやカフェイン摂取は避けるようにしましょう。
・アロマを使用する
アロマテラピーは、リラックス効果があることで知られています。就寝前にアロマを使うことで、心身がリラックスし、質の良い睡眠を得ることができるかもしれません。アロマスプレーやディフューザーを使って、心地よい香りを楽しみながら、乱れた体内時計を整え、心地よいリズムのある生活を手に入れましょう。
まとめ
乱れた体内時計を整えて生活リズムを取り戻すことで日々に心地よいリズムが生まれてきます。この機会に生活習慣と向き合い、アロマなど癒しのアイテムを活用しながら心地よい日々を送ってみてください。