みなさんは水晶についてどんなイメージを持っていますか?
パワーストーンとしてよく知られている水晶は、石の収集において「水晶に始まり、水晶に終わる」とも言われるほど、水晶は石の世界の基本であり、その力や美しさから多くの人に愛されています。
今回は水晶の基礎知識と愛される理由を探っていきましょう。
水晶とは?
そもそもどんな物を水晶と呼ぶのか?その定義を簡単に説明していきたいと思います。
まず石を種類で分ける際に、一つの石に対して2種類の名前が存在します。その2種類とは「鉱物名」と「宝石名」というものです。
水晶は「鉱物名」で石英(セキエイ)という種類に属し、石英の中でも無色透明なものを「宝石名」として水晶と名付けられているのです。
ちなみに同じ石英の中でも、紫色のものは「宝石名」でアメジストと呼ばれています。例えるなら水晶とアメジストは姉妹といったところですね。
日本で水晶と言えば「クリスタル」とも呼ばれていますが、このクリスタルというのは、水晶の和製英語に近い表現です。
こういった鉱物学的な点で調べるのも発見があり石集めの魅力の一つです
すでにあなたも水晶を使っている?
スピリチュアルなイメージが強いですが、意外にも様々なところで使用されているのをご存知でしょうか?身近な例としては時計、スマホ、パソコンなどほとんどの電化製品のパーツに水晶が使用されています。
その理由は、水晶は圧力を加えると一定の周波数で振動する性質があり、極めて安定した物質であるということ。こんなところにも水晶の力が利用されているんですね
水晶の歴史
水晶は産出地も多いことから、古くから世界各地で神聖な鉱石として扱われてきました。
例えをあげると…
①オーストラリアの先住民であるアボリジニ
水晶は霊力の根源であり、宇宙は虹色の蛇が水晶のパワーを借りて創り上げたという
天地創造神話が伝えられています。
②ネイティブアメリカンのメディスンマン
水晶はグレートスピリットのチカラを宿した石と考え、「ヒーリング」に用いました。
これはネイティブアメリカンに限らず、世界各地のシャーマニズムに見られる傾向です。
③古代ギリシア人
水晶玉を使って太陽光を集め、祭壇の火を付けたり、傷口の消毒をしたといいます。
このように水晶は様々時代、様々な国の文化で特別なものとして扱われていました。
パワーストーンとしての水晶
パワーストーンとしての水晶は精神面とのつながりが強いのが特徴です。様々な効果があると言われていますが、私が水晶の持つパワーで魅了された理由は、心の安定と癒しをもたらす「浄化とヒーリングの効果」が高いという点です。
浄化とヒーリング効果
水晶がもたらすパワーとして有名なのが「心の安定と癒し」をもたらす「ヒーリング効果」です。
水晶のもつ力は一定で、安定したエネルギーを放出することによって、水晶が置かれた空間にいると精神状態も安定してくるといわれます。
浄化力にも優れているため、部屋の浄化にも最適です。また不眠の改善として、水晶を枕元に置くと安眠をもたらすといった使い方をされる方も近年では多いようですね。
ただし、こうした効果は現代医学で証明されているわけではありません。ですが自然の力が作り出した水晶の美しい姿を見ると。不思議と心が整っていく気持ちになれますね
美しい物を見る事による心の安らぎは理論を超えたところにあると私は思っています。
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