普段何気なく選んでいる「色」が私たちの心を癒す方法になることをご存知でしょうか?
色が私たちの心に与える影響は本当に大きく、特に注目したいのが、心をリラックスさせる力を持つ「アースカラー」です。これは、大地や海、空、植物を連想させる色合いを指します。
これらのアースカラーを取り入れることで、私たちの心は癒され、ストレスの緩和に役立つのです。では具体的にどのような効果があるか色別に説明していきます。
1. ブルー(青)
落ち着いた雰囲気を醸し出し、安定感をもたらします。海や空を思わせる色合いで、心を鎮静化させる効果があります。静かな気分や集中力の向上にも貢献します。
ブルーは興奮状態の心を抑え、心を鎮静化させる効果が期待でき、ストレス解消やリラックス効果、さらに集中力の向上にも貢献します。
良い睡眠を取りたい方や、眠りたいのに眠れないという方にも青はオススメのカラー。不眠の原因は興奮して神経が高ぶっている状態や脳が緊張状態にある場合が多いと言われています。そんな方はパジャマやベッドカバー、寝具などに青色を取り入れてみるのをオススメします。
2. グリーン(緑)
森や植物をイメージさせる緑色は、自然の中でのリラックス効果をもたらします。安らぎや癒しを感じさせ、緊張を和らげる作用があります。
疲れた目を癒す効果や、緊張を緩和する効果があるので、リラックスし仕事に集中したい方は、オフィスや自宅のデスク周りなどに観葉植物や緑色の文房具などを取り入れてみるのをオススメします。
3. ブラウン(茶)
大地や木を連想させる茶色は、安心感と安定感をもたらします。どっしりとした印象で、温かみと包容力を感じることができます。
木造住宅や木のフローリングで過ごす時間は非常に心地よく、落ち着いた気持ちになりますよね。さまざまなリラックススペースなどには必ずといっていいほど茶色が利用されています。
茶色は堅実さや安定を求める気持ちになるので、衝動的な興奮状態を鎮めてくれることから、原点回帰したい時やコツコツと継続力を身につけたい時、また重要事項を決定する時などに効果的です
自然の温もりを感じられる木材で作られた家具やインテリアを部屋に取り入れて、心を癒してみませんか?
4. ベージュ(らくだ色)
色と白色を組み合わせたベージュは、緊張をほぐし、リラックス感を与えます。そのマイルドな色調から、穏やかな雰囲気を演出するのにぴったりです。
緊張を緩めてくれるのでインテリアや寝具に取り入れてリラックス効果を得るのもオススメです。
またファッションに取り入れれば上品な落ち着いた大人っぽさを演出できるのも特徴です。
5. 淡いピンク(薄い桃色)
幸福感や優しさをもたらす淡いピンクは、穏やかな気持ちを呼び起こします。ふんわりとした色調によって、安らぎや柔らかさを感じることができます。
春のほのぼのとした暖かい陽気を彷彿とさせ、清々しい爽やかな気持ちにさせてくれます。また淡い色彩は筋肉をほぐすリラックス効果があるとされているので、疲れをとりたいときにもオススメ。
パステルピンクは女性がリラックスし、気持ちが穏やかになる効果があるので、産婦人科の内装やインテリアなどに多く使われています。
普段の部屋着や寝具などに取り入れるのもオススメですね。
まとめ
これらのアースカラーを取り入れることで、ストレスを減らし私たちの心を癒す助けになり、日常生活を穏やかに過ごすことができます。この機会に部屋のインテリアやファッションにアースカラーを取り入れて心を癒してみてはいかがでしょうか?
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